人生を大きく変えた家出
私が初めて家出というものを体験したのは、23歳の冬でした。
当時は結婚を前提に付き合っていた彼と同棲中。
その彼に愛想を尽かしての家出でした。
原因は彼の金遣いの荒さです。
まともに家に帰らない日々が続いていると思ったら、
二人で貯めた結婚資金で飲み歩いていたようで、
気付けば通帳の中身は数千円になったいたのです。
帰らない彼を待ち、そんな彼との生活の為に節約をし、
自分の事は後回しにしてきた自分が酷く惨めに感じました。
そして、この家には居たくないと思い至り、
彼が相変わらず飲みに行っている間に家を出ました。
スーツケースに必要なものだけ詰めて、後は捨てる覚悟の家出です。
そして、その日はホテルに泊まり、翌日に実家へと戻りました。
そんな私を彼が迎えに来たのは、家出から三週間もしてからでした。
心の何処かで、すぐに迎えに来てくれるだろうと思っていたので、
これには本当にガッカリしました。
実家に現れた彼の態度も酷く、結局その場で別れを決意。
私の家出は、戻ることなく終わりました。
あの時、捨て身の家出を決めなければ、今頃は彼と結婚していたかもしれません。
そう思うと、人生の舵取りは思い切りが大事だと、強く実感させられます。
2013/10/27 | 家出少女の話
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